ヒーロー瞬間

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 誰がヒーローになりたいだろう?

オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本の時か?

 

オレは今なんだよ。

— 桜木花道

子供の頃から、よく空想にふけっている。僕の空想はめったに現実的じゃない。すごい英語のレッスンを行ったり、完璧な写真を撮る空想はたまにしない。それより、スーパーヒーローになった空想にふける。そうだ、スーパーヒーローなんだ。30代の僕でも、そんな変な夢を見ることをまだ諦めていない。

実は、ヒーローになる空数にふける人は、僕だけなわけじゃないと思う。みんなは心の底で、そういう夢を見ると思う。

僕の空想はほとんど完成した物語じゃない。普通に、空想するのはその大きいヒーロー瞬間だ。ヒーロー瞬間とは、話が転換点を迎えて、ヒーローはなんかヒーローっぽいことをするときなんだ。

スーパーマンを想像してみて。いろいろな超能力を持っているけど、ヒーロー瞬間をよく作る能力は超聴覚の能力だ。スーパーマンは何でも聞こえる。もしお母さんは地球の逆側から彼の名前を叫んだら、彼は聞こえて、助けに飛べる。

もちろん、その能力はスーパーマンの一番人気な能力じゃないと思う(レントゲンの視覚が一番人気だと思う)。でも、聞きたいことがある。

あなたは、助けを求めるために、誰かがあなたの名前を叫んでほしいと考えたことがないでしょうか?

そういう空想は変でもなく、子供っぽくもない。

誰でも自分のヒーロー瞬間が欲しい。

女性の泣き声

僕はアニメを観始めていた時に、ナルトを観た後、ワンピースという超人気なシリーズを見た。ワンピースの世界観より、ナルトのほうが面白かった。ナルトはかっこよくて、不思議な話だった。ワンピースは楽しい海賊の話だった。それでもいいけど、僕にはそんなに面白くなかった。

実は、あまりワンピースの話とのつながりを感じなかったので、観ることを辞めそうだった。たぶん、20,30エピソードを観た後、ついに僕との深いつながりを感じたヒーロー瞬間を見た。

ルフィは主人公だ。彼は超能力がある:魔力的な果物を食べたおかげで、体がゴムのように伸び伸びできる。

ルフィはナミという女性に出会う。ナミは泥棒猫だ。はじめに、ルフィがお金持ちの海賊をぶん殴ることに得意ので、ナミはちょっと手を組む。ルフィはお金に興味がないので、ナミは好きなように宝を手に入れる。

誰が彼女を好きになれるか?ただただ貪欲な吸血鬼にしかならない。

そして、ルフィと仲間は彼女の出身地である島に上陸して、ナミが何で泥棒猫にしているかわかる。彼女の出身地はある海賊に支配されている。ナミのお母さんはナミを守っていた時に海賊に殺された。お母さんを銃で撃った後、満たしたら、島から出る条件を作った:ナミは島を海賊から買い返さないといけない。もし十分なお金を払ったら、出るって。

なので、海賊のために働くようにした。ナミは海賊のために地図を描く。そして、こっそり他人のお金を奪う。いつの日か、自分の民族の自由を買い返すことを希望にして、取った富を島の中で隠す。

ルフィと仲間は助けてあげたいけど、彼女は断る。自分で問題を解決したい。

新しく作った友達が殺されたらいやなのかもしれない。自分より強い人に頼るより、自分の力で敵を倒したいかもしれない。それとも、お母さんのように強くなりたいかもしれない。

ルフィたちはどうすればいいか分からない。

そして、海賊はナミがお金を隠していることを耳にする。彼女が何年間に集めたお金を見つけて奪う。

ナミは気づいたら、海賊に立ち向かう。海賊は否定する。そしてぎゃーはははと笑って、十分なお金を支払わないと、島からは出ない約束って思い出させる。

彼女がもう限界だ。命を懸けたり、お母さんを殺した人たちのために努力した何年間がなしになった。地面の上にひざまずいて、肩に海賊が書いた入れ墨に何度も刺しているときに、ルフィは手を伸ばして、彼女の手を取る。

彼女の心は失望で溢れている。出て行け!関係ない!出ていけ!出て行け!

そして、彼女は希望がもうなくなってしまい、涙が溜まっている目でルフィへ見上げて、こういう:

ルフィ…助けて

それこそがヒーロー瞬間だ!ルフィにはスーパーマンの超聴覚もいらなかった。

そういう経験がしたくない男性なんているか?

僕はその話で燃えているので、他のシリーズから、もう一つのヒーロー瞬間を紹介させていただこう。しかし、今度の話はスーパーヒーローの物語じゃない。もう少し現実的なんだ。

花道

桜木花道はスラムダンクという、90代の高校のバスケの漫画の主人公だ。彼は非行少年なんだ。日本人がいうヤンキーなんだ。学校の中でも、外でも喧嘩に巻き込む。授業で集中したりもしない。

でも、とても背が高い。高校生の女性の目を引く。彼女は学校のバスケ部に誘う。お兄さんはキャプテンだ。

赤髪を持ち、悪い性格がある噂の花道は最初にバスケ部に合わない。バスケのことを全然知らない。喧嘩したい。

でも、その少女がいつも見ているので、花道はいつもいい子にする。大体。

ビギナーズラックでは、花道は「ゴリ」と後輩に呼ばれるキャプテンに何とかスラムダンクする。彼は大きい奴なんだけど、花道はプロのようにスラムダンクしてしまう。

2人の会話で、ゴリの妹は花道がチームの救世主かもしれないって。全国まで導いてくれるんじゃない?

でも、花道は試合で出れる前に、まず学ばないといけない。誰から教えてもらうか?安西先生だ。

前には厳しくて気が短かったので、「ホワイトヘアードデビル」と呼ばれた。今はとても暖かい性格をしているけど、まだうまくコーチングができる。

花道が学べば学ぶほど、ベンチから出て、試合に出るようになる。時々役に立てる。

一年が経てば経つほど、花道の能力と評価が上がる。チームは汗びしょびしょの男との激しい戦いでシュート、ドリブル、ダンクしたりする。あまり知られていないチームとして、全国大会出場する。

全国での最初の試合では去年の勝者と戦う。ゴリキャプテンはこの戦いをずっと望んでいた。コートでの戦いは極端だ。みんなは死闘する。

花道は絶好調だ。満席の体育館はチャンピオンのチームのメンバーの名前を応援で叫ぶ。そして、花道の名前を叫ぶ。

は          は
な          な
み          み
ち          ち

本当に、救世主になりそうだ。

そして、OBに飛びそうなボールを助けるために、花道は飛び出して、ボールをコートに叩いて、アナウンサーのテーブルに落ちる。それで、背中を怪我した。

でも、やり続ける。

追いつけない。みんなはコートの走り回っても、花道だけが息を切らせて、置いて行かれる。自分のチームも、観客も辛く見る。

安西先生は選択がある。チームは花道に一番頼りたいときに、花道をそのままにするか、交代するかって選択しないといけない。

安西先生は花道をそのままにする。しかし、花道は追いつけない。結局、交代にする。

そして、チームは後れを取り始める。

花道はコートサイドで回復している間に、安西先生は花道の異変にはすぐに気づいていたって。でも、代えなかった…代えたくなかった。

どんどんよくなる君のプレイを見ていたかったからだ

それこそがヒーロー瞬間だ。

ヒーロー瞬間は珍しい

他人の目を引きたい意欲は原始的本能だ。特に、自分の大切な人の目を引きたい。

あなたは自分がスーパーマンになっていることを想像できなくても、自分のチームのメンバーにまだもう少し力を持っていることを見せたいって想像できるでしょう。

誰が強く感じたくないのか?

実際に、強く感じる機会が珍しい。

絶望的な状況で、大切な人に助けに呼びかけられることがめったにない(そんな状況を経験することも幸い、珍しいからかもな)。

どんなすごいことをするのかと期待しているファンに自分の名前を応援で叫ぶことも、めったにない。

一所懸命努力して、自分がどんな男か、怪物に取り付けられていることを発見する機会があまりない。

でも、僕は機会があれば、他の人のヒーロー瞬間をあげることが好き。

ヒーロー瞬間をあげること

数年前、スピーチコンテストに出る学生と一緒に訓練を行った。彼は天才だった。練習していた時に、僕の発音を何でもマネできた。僕が前に教えたことを、今度会ったときに全部思い出した。1か月間にそれが続いた。少しずつ、僕の発音能力を生徒にアップロードしていた感じだった。

安西先生と同じように、彼が何ができるか見たかった。

コンテストの第1回戦には、競争者の先生と家族と一緒に小さな部屋に座った。僕の生徒が出るまでに、他のスピーチを冷静に聞いた。他の学生はうまかったけど、僕のやつに敵わなかった。

でも、念のために、僕の生徒をもう少し押したかった。

彼の名前が呼ばれたときに、彼は咳を出て、観客の前に立った。そして、僕はニコニコ笑顔をした。

それだけ。笑顔をした。

誰でも緊張感に負ける。みんなが自分のお母さんの脳手術の結果を待っているような顔をしながら、僕の生徒をじっと見ていたことを、僕は分かっていた。誰も応援できなかった。20人の観客は僕の生徒のを聞いて、見ていた。僕の生徒が大きい失敗をして、自分の子供が勝てるよう祈っていただろう。

なので、僕はわざとずっと笑顔をしていた。観客の目からのビームを無視せよ。胸の中の太鼓を無視せよ。大丈夫だ。

第1回戦は楽勝だった。

最後であった第2回戦を待っていた間に、僕の生徒は僕の笑顔がリラックスさせてくれたって。

それがヒーロー瞬間だ。

コンテストの後、彼は東京で全国大会に出ることになった。残念だけど、僕は一緒に行けなかった。その大きい舞台に出る彼を応援できなくてがっかりした。彼ができることを見られなかった。

なので、彼に手紙を書いた。

手紙の中で、彼に「君が怪物だ」と書いた。強いよ。でも、他の怪物に囲まれる。その戦場に立つ覚悟をしなさいって。

安西先生が花道にあげたように、彼にヒーロー瞬間をあげたかった。

後日、彼は感謝した。大会の前に、何度も読んだと言ってくれた。彼に勇気を与えてくれた。

時々、自分のヒーロー瞬間のために準備する機会がある。でも、突然やって来ることもある。

時々、朝にお母さんから、寂しいよと、苦しいメッセージが来る。たった一人の息子はこんなに遠く離れていなくてよかったのに。手伝いたいけど、お金に困っている。いつの日か、自分の孫を抱く夢を見ている。って

ヒーロー瞬間はこっそり忍び寄ることもある。

そういう日には、夢を見ることを諦めなくてよかったと嬉しく思うだろう。

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